ゆっくりと学ぶ吸血鬼第15話①と②の参考文献一覧です。
③は別に紹介します。
また卒論で紹介された件についても、後日別の記事で参考文献を紹介します。
動画はこちらから
~論文~
・ジョン・ポリドリの『ヴァンパイア』 : 出版の背景と英語圏における吸血鬼小説への影響
松山大学総合研究所 細川美苗
・The Many Mrs. Greys: Confusion and Lies about Elizabeth Caroline Grey, Catherine Maria Grey, Maria Georgina Grey, and Others
パトリック・スピーディング氏による、骸骨伯爵の作者、エリザベス・グレイが捏造であった件の調査論文。PDF注意。
~wikipedia~
・Frankenstein: The True Story ・Nicolo Giraud ・Charles Lewis Meryon
・エルギン・マーブル ・vampire(英語) ・vampire(仏語)
・John William Polidori ・Fragment of a Novel ・Lord Ruthven (vampire)
・Harriet Martineau ・補聴器の歴史 ・Ear trumpet
・ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ ・クリスティーナ・ロセッティ
・Christina Rossetti ・William Michael Rossetti ・Maria Francesca Rossetti
・Frances Polidori ・ルイス・キャロル
・The Legend and Bizarre Crimes of Spring Heeled Jack ・Mike Dash
・モンタギュウ・ロウズ・ジェイムズ ・MR James
~参考サイト~
※ポルフィリン症はかなりグロいので、安易に検索しないで下さい!
リンク先の記事は大丈夫です。
・スプートニク記事「「吸血鬼」はどうして誕生したか? 科学的に解明」
「Proceedings of the National Academy of Sciences:米国科学アカデミー紀要」誌の学説の紹介。ただ、大本の雑誌はいたって真面目なポルフィリン症研究の報告書であり、「吸血鬼のことは一切触れていない。「吸血鬼」と絡めて書いたのは、スプートニクが勝手にやったこと。デマである。これ以外にもスプートニクは信用ならないマスメディアとして有名。
・Mutation in human CLPX elevates levels of δ-aminolevulinate synthase and protoporphyrin IX to promote erythropoietic protoporphyria
上記のスプートニクが紹介していた学説。発表当時は有料だったが、現在は無料公開されている。上記でも言ったように、いたって真面目なポルフィリン症治療に関する報告書であり、吸血鬼のことは一切書いていない。
・バイオハックニュース
吸血鬼はポルフィリン症患者のことだった?という記事。
日本ではまだまだこの学説が信じられていることが伺える。
・vampires.com
吸血鬼ニュースサイトvampires.comによる、ポルフィリン症患者吸血鬼説の発表当時の反応を紹介したもの。ドルフィン博士は自説を唱えるものの、当時の学会からは大いに批判され、または論ずるに値しないものとして笑われたというようなことが書かれている。そんな説がとくにこの日本において未だ信じられているのはなぜなんだろう?
・Did vampires suffer from the disease porphyria — or not?
ドルフィン博士が提唱した「ポルフィリン症患者吸血鬼患者説」について、それはおかしいのではと突撃取材した人の記事。記事の最後にドルフィン博士との電話のやりとりの顛末がある。
・Vampire Label Unfair To Porphyria Sufferers
ポルフィリン症と吸血鬼は関係がないことを科学的に解説。
ポルフィリン症患者吸血鬼説はあまりに無責任とも批判している。
・サイト名不明
バイロン卿の詩「断章」の原文。
・Literary Norfolk(ポリドリ) ハリエット・マーティノー
ジョン・ポリドリの解説とハリエット・マーティノーの解説記事
・The Diary of Dr. John William Polidori Текс
ジョン・ポリドリの日記の解説 時系列を参照した。
・Frankenstein - Third Edition Google翻訳1
メアリー・シェリー作フランケンシュタイン第三版に付属する解説ページのサンプル
ルスヴン卿を後にストロングモア卿に変更しようとしていたことについて
・アイオワ大学wiki ポリドリの解説
こちらでもルスヴン卿からストロングモア卿へ変更しようとしていたことについて言及。
・サイト名不明
ポリドリの妹の一人で日記を持っていた、シャーロット・リディア・ポリドリについて
・The Diary of Dr. John William Polidori プロジェクト・グーテンベルク
ポリドリの甥、ウィリアム・ロセッティがまとめた叔父の伝記本の無料公開版。
一部Google翻訳 → リディア・ポリドリがオリジナルの日記を捨てたことなど。
・Vault Of Evil: Brit Horror Pulp Plus!
ピーター・ヘイニングを語る掲示板。
その中でもThe Vampire OmnibusとM R James Book Of The Supernaturalのスレッドにて、ピーター・ヘイニングの不正について詳細に言及されている。
・サイト名不明 エリオット・オドネルについて
・サイト名不明 アンドリュー・ド・テルナントによるドビュッシーの歴史の捏造について
~参考書籍~
・オーブリー・シャーマン「ヴァンパイアの教科書:神話と伝説と物語」:原書房(2020)
この記事は2020年6月21日にブロマガに投稿した記事を移転させたものです。
下は元記事のアーカイブ。