吸血鬼の歴史に詳しくなるブログ

吸血鬼の形成の歴史を民間伝承と海外文学の観点から詳しく解説、日本の解説書では紹介されたことがない貴重な情報も紹介します。ニコニコ動画「ゆっくりと学ぶ吸血鬼」もぜひご覧ください。

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ゆっくりと学ぶ吸血鬼 第15.5話③ 参考文献一覧

ゆっくりと学ぶ吸血鬼③の参考文献一覧です。

動画はこちらから


~wikipedia~

Matthew Bunson ・EWTN 
John Gordon Melton ・James R. Lewis (scholar) ・Elizabeth Miller (academic)
Massimo Introvigne ・CESNUR ・Anti-cult movement ・Stephen A. Kent 
オウム真理教 ・地下鉄サリン事件
サイエントロジー ・人民寺院 ・ジム・ジョーンズ ・ジョーンズタウン 
レオ・ライアン ・世界平和統一家庭連合(旧:統一教会) 
Lord Ruthven Award 
Prince Lestat and the Realms of Atlantis(ルスヴン卿賞受賞作品)

~参考サイト~

コトバンク 最後の審判

TRANS.biz 最後の審判

魔術人名目録
 魔女・狼男・吸血鬼の初期研究、および数々の怪奇小説を発掘したことで有名な、自称聖職者モンタギュー・サマーズ師の来歴紹介。

「吸血鬼の事典」の作者、マシュー・バンソン氏の来歴紹介
「吸血鬼の事典」日本語訳はこちらへ。amazonではもう新品は買えなくなりました。

マシュー・バンソン氏の著作物一覧
 一番上に日本語訳の「吸血鬼の事典」の原著である「The Vampire Encyclopedia」が紹介されている。

マシュー・バンソン氏のツイッター

ニコニコ大百科 サイエントロジー

サイエントロジー 日本語サイト
 サイエントロジーが真っ当な宗教であることを主張するため、宗教学者の言葉を紹介して、サイエントロジーが正当な宗教であることを示そうとしているページ。その中に今回話題のメルトン教授のサイエントロジー評価が一番最初に日本語で掲載されている。
 他にもいろんな宗教学者の言葉を載せて、サイエントロジーはカルトではなく、真っ当な宗教団体であるかのように主張している。だが当のメルトン教授は、地下鉄サリン事件にてオウム真理教の要請、オウムの全額負担で来日、警察によってオウムの仕業である証拠が見つかったと報道されたあとに「オウム真理教にはサリン生産能力はない」と擁護したことで、世界中で有名となった人物である。そんな人物によるサイエントロジーの評価なんざ、むしろ我々日本人からすればオウムを擁護した人物と聞いただけで信じるに値しないものなるだろう。

ウイットネス・リー(李常受)の 地方教会(地方召会)・主の回復 情報サイトよりメルトン教授紹介
ウィットネス・リーは中国のキリスト教伝道者で、日本語のウィキペディアにも記事がある。上記のサイトではそのウイットネス・リーに関して様々な情報を発信しているサイトであるが、なにやら訴訟問題があったようで、そこでリーはメルトン教授についてもらったようだ。ゴードン・メルトンと検索したとき、サイエントロジー日本語版の次にヒットするのが、このサイトのメルトン紹介記事である。見て貰えればわかるが、オウム真理教を擁護した人物として紹介されている。私が最初に見たのもこのサイト。吸血鬼関係ではすごい人と思っていたので、最初見たときはかなり衝撃的だった。

Apologetics Indexよりメルトン教授の詳しい来歴紹介(英語サイト)
ウイットネス・リーの訴訟問題でメルトン教授を批判的に紹介していた一つ上のリンク先のサイトに貼られていたもの。メルトン教授がオウム真理教を擁護したこと、人民寺院やサイエントロジーなど有名なカルト宗教をカルトではないと擁護していることなど、事細かに書かれている。

ニコニコ大百科 人民寺院

ジェームズ・R・ルイス 来歴紹介

国際宗教研究所 PDF注意
 統一教会が日本で問題となったとき、その時系列ごとに問題点を分かり易く解説している。

ニコニコ大百科 世界平和統一家庭連合

ニコニコ大百科 エホバの証人


~書籍・論文紹介~

・The Vampire Book: The Encyclopedia of the Undead (English Edition) Kindle版
メルトン教授が1994年に発売した「アンデッド百科事典」のキンドル版ページ。ペーパーバック版も購入できます。メルトン教授は本業の宗教家としては非常に問題のある人ですが、趣味の吸血鬼研究に関しては間違いなく素晴らしい人です。現に、ルスヴン卿賞ノンフィクション部門を受賞しています。

・19世紀前半におけるヴァンピリスムス -E.T.A. ホフマンに見るポリドリの影響-
 京都大学 森口大地氏による吸血鬼論文。最初の吸血鬼の散文はイグナーツ・フェルディナント・アルノルトの「吸血鬼」という作品であると紹介しているが、この情報は上記のメルトン博士の「アンデッド百科事典」から引用している。メルトン教授の吸血鬼解説本は、論文引用に耐えるほどのものであることが伺える。

・The Vampire in Folklore, History, Literature, Film and Television: A Comprehensive Bibliography (English Edition) Kindle版
メルトン教授が共著者とともに2016年に出版した吸血鬼の本。
こちらもルスヴン卿賞のノンフィクション部門を受賞するほど、好評だったようだ。

・Vampire Gallery: A Who's Who of the Undead
こちらはメルトン教授が1998年に出版した吸血鬼解説本。キンドル版はなし。
興味がある方は購入して見るといいかも。

・We Have a Pope! Benedict XVI Paperback
「吸血鬼の事典」の作者、マシュー・バンソン氏による前教皇ベネディクト16世の伝記本。

・pope Benedict XVI and the Sexual Abuse Crisis: Working for Redemption and Renewal
こちらもマシュー・バンソン氏の著書。カトリック聖職者による児童性的虐待とベネディクト16世の関わり合いについて調査しまとめた本。


過去動画で何度も紹介した、キム・ニューマンの吸血鬼小説「ドラキュラ紀元」。そのシリーズ6部の題名は「大怪獣」で、主人公の女子高生の名前は「ネズミ」、天皇陛下やヤクザをフリー素材と勘違いしそうな世界観。第三部までは比較的普通な小説だったのに、以降はまるでニンジャスレイヤーの世界観になってしまった。その6部には日本語が出てくるそうだが、ほぼ訂正するところがなかったという。以下がそのツイート。

 

この記事は2020年6月29日にブロマガで投稿した記事を移転させたものです。
下は元記事のアーカイブ。

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