吸血鬼の歴史に詳しくなるブログ

吸血鬼の形成の歴史を民間伝承と海外文学の観点から詳しく解説、日本の解説書では紹介されたことがない貴重な情報も紹介します。ニコニコ動画「ゆっくりと学ぶ吸血鬼」もぜひご覧ください。

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『ゆっくりと学ぶ吸血鬼第8話 後編・補足』:女神ヘカテはリリスと同一視された?参考文献等

この記事は2016年5月8日にブロマガで投稿した記事を移転させたものです。
下記は元記事のアーカイブ
web.archive.org

 

『ゆっくりと学ぶ吸血鬼第8話 後編その1・その2』を補足する記事です。先に動画をご視聴の上、この記事をご覧下さい。
 この記事では動画内で紹介した、女神ヘカテはリリスと同一視されたという説と吸血鬼相関図、乳児死亡率のグラフをじっくり見てもらう為に作成しました。ただ単に図を掲載しても何のことか分からないと思い、改めて解説も付けております。動画内の説明と重複しておりますが、どうがご容赦願います。またゆっくりと学ぶ吸血鬼8話作成において参照した文献も最後に一覧にしております。

 動画はこちらから

 

女神ヘカテとリリスの関係

古代カナン地域(現シリア・イスラエル付近)では、旧約聖書中の悪魔リリスはギリシャ神話の女神ヘカテであるという説が存在している。またこの女神ヘカテは、他の神や魔物とも混同・同一視されている。それをまとめたものが下図となる。この図は色んな人の説を寄せ集めたものであり、全てが定説という訳ではないので注意。



 この関係は動画内で詳しく説明しているが、改めて解説しておきたい。
ジャック・サリバンの『幻想文学大事典』に次のような記述がある。

エンプーサはスクブスにして女神ヘカテ―の娘たちである。(中略)
不気味で貪欲で好色なラミアは子供を好んで襲う。ギリシアのこの悍ましい伝説は、おそらくパレスチナから入ってきたものと思われる。ユダヤ教にはリリスに纏わる恐ろしい物語が広く受け継がれている。アダムの最初の妻リリスは嬰児を襲い、眠っている男の血を啜るカナン版ヘカテーである。

 これはつまり、カナン人においてリリスとはヘカテーであると述べている。この文献ではこれ以上の事は分からなかったので、他にもヘカテ=リリス説を調査した。その結果創造デザイン学会が紹介している、マイケル・フォード氏の説が検索上に上った。

Michael Fordの著“The Foundations of the Luciferian Path”では、Lilithは「ルシファーの三位一体」――リリス、サマエル、カイン――の一角を形成すると主張している。同じように、彼女はエヴァと 対立し、カインの実際の母だが、産んだのはエヴァだと言われる。ここでリリスは、魔女たちの女神、すなわち闇の女性原理と見られており、女神ヘカテ (Hecate)としても知られる。――“Black Witchcraft: The Foundations of the Luciferian Path”より

  ヘカテとリリスが混同されている説を唱えているものは筆者はこれだけしか見つけ出せなかった。だがこれを裏付けるものとして女神ヘカテの娘とも付き従う魔物とも言われているエンプーサがヒントになる。健部伸明の『知っておきたい 伝説の魔族・妖族・神族』によると、エンプーサはリリス又は娘のリリムが元になっているとある。つまりエンプーサはヘカテの娘・リリスの娘という説が混在しているが、これもヘカテとリリスが混同されたのならば納得のいく話である。


 信用できる情報としてアト・ド・フリースの『イメージ・シンボル事典』によれば、リリスもヘカテもフクロウが象徴となっていると述べている。信用度が劣る情報ではあるが、wikipediaのリリスの記事にも、リリスとフクロウの関連はヘカテーで確認することができるとある。


 ただこの説の弱点は、出典が今一信用に劣るということがあげられる。ジャック・サリバンはもとは文学解説者であるので、この説は何か参考文献を参照したはずだが、参考文献の明記はなかった。創造デザイン学会というのはID学会であり、あまり信頼のおける学会でない上、マイケル・フォード氏が一体どれほど権威を持っている方なのかは不明である。『hecate lilith』と海外サイトを検索しても、海外ではこの説を紹介する記事が引っかからない。健部伸明氏 はそもそもゲームライターであり、神話学研究の専門家でない。


 ヘカテとリリスは混同されているという説は以上のことまでしか分からなかった。そして出典は怪しいものばかりである。だが複数名の情報を繋ぎ合わせると、一応ヘカテとリリスは同一視されていたという理論は成り立った。今思うと信憑性をもう少し調べておくべきだったと反省する次第である。

 お次はヘビ女で有名なラミアについて。ギリシャ神話学者として高名なカール・ケレーニイという神話学者は、次のように述べている。

ヘカテーと称しただけでなく、ラミアとも言った。
エンプーサは往々にしてヘカテーの別名に過ぎない。

 つまり、ケレーニイの説ではヘカテ=ラミア=エンプーサの図式が成り立つ。実際古代ギリシアでは、エンプーサを見たのに「あれはヘカテだ!」と間違われることもよくあったそうだ。そしてマシュー・バンソンも『吸血鬼の事典』において、「よく混同された」と述べている。こうしてみると、女神ヘカテは変幻自在であるのかもしれない。

 さて、ローマ帝国はギリシャに攻めたのを切っ掛けに、自分達の神話体系にギリシャ神話を取り込んだ。そのうちの一つが、ローマ神話の女神ディアナである。
 女神ディアナはオリジナルの伝承はなく、ギリシャ神話の処女神・狩猟神のアルテミスから、ほぼそのまま流用したとされている。そのアルテミスだが、ヘカテと同じく犬を引き連れていたことと、地母神としての性格が共通していたこともあって、ヘカテとアルテミスは同一視されている。よってアルテミスと同一視されていたヘカテは、ディアナとも同一視されていた。両者とも、『トリウィア(十字路の意)』という形容詞を付けられて呼ばれていたことからも、その関係は伺える。また中世においては、天界ではポイベー(ヘカテの祖母)、地上ではディアナ、地獄ではヘカテという形で呼ばれていた。この事例からもディアナとヘカテは同一視されていたことが伺える。そしてこのディアナは、後の魔女狩りに大きな影響を与えることになる。(詳細は動画にて)
 
 さて、ローマ神話にはストリガ(ストリックスとも)という怪鳥女の化け物の伝承が存在する。マシュー氏によれば、このストリガはラミアを言い換えたものであるとしている。ノーマン・コーン博士も『魔女狩りの社会史』において、ラミアはストリガの相当語である旨を説明している。先ほど説明したようにラミアはヘカテの別名という説もある。 ケレーニイとマシュー・バンソンの説を組み合わせると、このストリガも女神ヘカテであると言えることになる。ここで注意して欲しいのが、女神ヘカテがストリガと直接混同されていると主張している人はいないということ。あくまで、ケレーニイとバンソンの説を組み合わせて考えると、ヘカテ=ストリガという図式が成り立つというだけである。
 
 そのストリガだが、ルーマニアの民俗学者ミルチャ・エリアーデによれば、ストリガをルーマニア語呼びしたものが、ストリゴイイであるとしている。ストリゴイイとはこれまで動画では何度も説明しているように、主にルーマニアで吸血鬼を示す言葉であるため、次第に吸血鬼の意味で使われるようになったようだ。その証拠にストリゴイイは男性形とし、女性形はストリゴイカと区別するようになった。またシュトリゴン(štrigon)やストジゴン(stzygoń)といった、どうみてもストリゴイイから派生したと思われる吸血鬼も確認される。吸血鬼解説本ではこれらを総称して『魔女・怪鳥系吸血鬼』として紹介している。このようにストリガは吸血鬼の元となった訳である。


 ヨーロッパの民間伝承の吸血鬼は魔女・怪鳥女系列の他、ヴコドラク系(人狼系)、モーラ系(夢魔系)、ヴァンピール系の他、多種の吸血鬼が存在する。18世紀の終わり頃からそれらの伝承を元に、吸血鬼の文学作品というものが見られるようになる。そしてそれらの文学作品群や民間伝承も取り入れて作られた一つの傑作が、
『吸血鬼ドラキュラ』という訳だ。そしてドラキュラは今日では吸血鬼像のスタンダードとなっている。

  このように女神ヘカテから始り、吸血鬼ドラキュラへと繋がった。つまり
女神ヘカテは『吸血鬼の神様』であると言えるかもしれない。色んな人の説を繋ぎ合わせるとこのような結論に至った。
 勿論、これは筆者が勝手に言っているだけですが、あながち変な論でもないかと思います。このあたりからも、東方のヘカーティア・ラピスラズリは幻想郷最強という設定になったのかもしれませんね。今回、この関係が面白いと感じ、女神ヘカテについて掘り下げました。お蔭で今までで一番長時間の動画になりましたが…

 

動画内で解説した乳児死亡率

 

 動画内で中世の乳児死亡率を説明する上で、中世の乳児が如何に死に易かったかを説明するために、日本における乳児死亡率を引き合いにして説明した。上図はその日本における乳児死亡率をグラフにしたもの。乳児死亡率はwikipediaの記事を見て頂いて分かるように、1000対の数式で表す。データは厚生労働省の『平成10年 人口動態統計月報』を参照した(リンクの一番下に、統計データエクセル有り)。平成10年のデータを利用したのは、100周年記念で100年分のデータがあった為。データがない部分は戦争前後であるため。


 一番乳児死亡率の高かった1918年(大正7年)は約179万人が出生したのに対し、死亡した乳児は約33万人、100%換算なら18.9%の乳児が、出生後1年以内に死亡している。戦後の1951年(昭和25年)でも233万人が出生したのに対し、
14万人、約6%の乳児が死亡している。乳児死亡率が1%を切るのは1976年以降である。つまり乳児が死亡しないのが当たり前というのは、まだ数十年も経過していない。


 比較的科学が進歩した時代でもこの死亡率である。では中世ヨーロッパではどうだったか。18世紀のフラスティエという人物は、「死は生活の中心にあった。墓場が町の中心にあるように」と述べている。また同じ18世紀の博物学者のビュフォンは 「人類の3分の1は28か月未満で死に、半数は8歳未満で死ぬ」と語っている。これは科学の最先端を走っていた当時のフランスでこのような状況である。この当時よりも貧しくて科学が発達してなかった中世では、乳児の死亡率は尚更高かったと思われる。また妊婦の死亡率も高く、当時は赤子が死ぬか、母親が死ぬかが当たり前だったとされる。母子共に健康というのは現代に入ってからだ。この乳児死亡率の説明がその後どう関わっていくのかは、動画をご覧頂いた通りです。

 この乳児死亡率の説明を入れた経緯ですが、当時乳児の死亡率が高かったとい一言で言っても指標がなくて、解り辛いと思ったからです。日本のデータを紹介したのは、近代国家でも乳児死亡率は高かったことを説明するためです。本当はヨーロッパのデータを使うべきですが、そんなデータは調べようがないことと、赤子が死なないようになったのは、つい最近の事ということさえ分かれば良かったので、引き合いに出しました。
 ちなみに病院で出産するのが当たり前というのも、ここ数十年の話のようです。現に昭和20年後半に生まれた私の親戚は、自宅で産婆に取り上げられて生まれました。

 今回はゴールデンウィーク中に投稿しようと思っていたのが、思いのほか時間がかかってしまいました。動画内で説明したように、資料の精査に時間がかかったせいです。楽しみにされていた方には本当に申し訳ございません。
 今回は合計70分の動画になってしまいました。自分でも詰め込み過ぎたと感じております。ですが、女神ヘカテは東方のヘカーティア・ラピスラズリの元ネタとなった神様でもあり、この機会に解説しておきたいという気持ちが芽生えたこと、ヘカテ=リリス説という興味深い説を紹介したかったこと、女神ヘカテからヘルシングの元ネタ解説ができることなどが合わさり、長時間の動画となってしまいました。
 ニコニコでは20分を超える動画は途端に再生数が落ちると言われているのにも関わらず、もう当たり前に1週間で1万再生を超えるようになってきました。毎回長時間視聴して下さる皆様には、本当に感謝しかありません。ありがとうございます。

 さて次回からはいよいよ、文学作品の吸血鬼解説に入っていきます。民間伝承の吸血鬼はゾンビに近い存在です。そのゾンビたちが、如何に貴族のイメージがついたのか、中二的な存在になっていったのかを解説していきます。解説の都合上、ネタバレをしていきますが、どうかご容赦願います。
 最後に今回の動画で参照した参考文献を紹介しておきます。ここまでお読み頂きまして、誠にありがとうございました。

 ちなみに、前回コメントによくこれだけ資料読めるなとありました。ですがwikiは情報量がそれほど多くない場合も多く、情報が多い記事でも関係するところだけしか読まないという場合もあります。書籍については以前からずっと読んでいたものも含んでおりますし、新しく読む書籍は一度ななめ読みをし、関係がありそうなところだけ深く読むという手順を踏んでいます。そうでもしないととてもじゃありませんが、やっていけません。それ故に、時折脳内wikipediaを発生させてしまいますが…『魔女に与える鉄槌』にヘカテのことが書いてあると、どこかで見た気がするんだけどなぁ…

 


参考文献一覧
ギリシア神話
エロース
プシューケープシュケー(左とは別)・エロティシズムヘカテートリウィア
リュカーオーンニュクティーモスケシヒナゲシアルテミスディアーナ三相女神
三位一体ナナカマドポプラホワイトアッシュディオニューシア祭
アンテステーリア祭十字ラテン十字八端十字ギリシャ十字
ジョゼフ・ピトン・トゥルヌフォール地母神カリアアナトリア半島トラキア
カナンフェニキア約束の地リリスラミアーバビロニア神話バビロニア
カール・ケレーニイ
バーバラ・ウォーカー堅信堅信礼洗礼傅膏機密ヒシャブ
ベール(服飾)・乳児死亡率ラテン王国ヘルマヘルメース
ヘルメス・トリスメギストスエメラルド・タブレット魔女に与える鉄槌神聖娼婦
ブラックドッグブフォテニンポイベーヘロディアス司教法令集

~海外wikipedia~
Pomegranate(ザクロ)・Mount_Lykaion(リュカイオン山)
George_Ripley_(alchemist)(ジョージ・リプリー)
リプリー・ロールの画像(私はヘルメスの鳥の元ネタ)
Herma(ヘルマ)・Michael_Drayton(マイケル・ドレイトン)

~Webサイト~
コトバンク:プシュケー地母神シリア・カナン神話カナンフェニキア人
      バビロニアヘカテ三位一体凝血塊頭巾ヘルメス柱像
      ペラスゴイ人

創造デザイン学会(女神ヘカテ=リリス説)
魔法の植物のお話浅井治海・著(魔女・ヘカテ、ニンニクの件)
MM9―destruction/山本弘・著(蝶・プシュケーの件)
蝶や蛾に意味はありますか?(ヤフー知恵袋)
ウィキまとめ(凝血について)
名古屋市立大学医学部過去問※PDF注意(死後、血が凝固するメカニズム)
日本科学協会(堆肥が発酵により蒸気がでる)バルト三国(ナナカマドについて参考)
漢方果実サンザシ(サンザシについて)
博識サプリ(セイヨウサンザシの効能)
そらのともしび(ブログ、サンザシと三相女神)
ボタニカルラブ(ブログ、サンザシとキリストの関係)>
The Vampire: A Casebook/Alan Dundes著(蝶とサンザシの杭グロゴバクの件)
Webblio(cemetery:墓所の意味、由来はギリシャ語の眠る場所より)
ザクロの話(ザクロとギリシャ神話について)
The Vampire Tarret:Robert Michael Place著(死者にザクロを捧げる理由)
山岸勝榮明海大学名誉教授HP:7番目の子供の意味
日刊ギリシャ檸檬の森 古代都市を行くタイムトラベラー(聖所リュカイオス)
お話歳時記:(リュカオーンとゼウス、ブログ)
ヤフー知恵袋(リュカオーンとゼウス)
幻想世界神話事典(リュカオーン)
サイト名不明(海外サイト:ローマの鉄釘)
ヨハネの黙示録(
童貞は天国へ行ける)
renaissancejapn(ブログ、リリスについて)
キリスト教読み物サイト:カナン地域について参考
中世史の保管庫:(ブログ、中世の親子関係など基礎知識として参考)
立命館大学・生命生存学研究センター
 カトリックの教説から見る中絶問題──中絶に関わる諸事項の関連
CNN(現法王フランシスコ、妊娠中絶の罪のゆるし)
japan-lifeissues.net(ベネディクト16世、中絶は許さない)
小澤克彦名誉教授HP(マリアの処女性について)
サイト名不明※PDF注意(中世の乳児死亡、洗礼について)
オシテオサレテ(中世の乳児洗礼について、ブログ)
アゴラ・言論プラット―フォーム(アメリカ人の性観念)
ガベージニュース:日本の乳児死亡率について
めでぃっく:麦角アルカロイドから研究された、現在の産前産後薬
からむこらむ(麦角菌研究の歴史)
厚生労働省:人口統計100年推移(乳児死亡率のデータ抽出)
Japaneo:(ヒシャブや中世の頭巾について)
魔女誕生・魔女狩り学術的情報サイト
コリント人への第一の手紙口語訳(女性が頭巾を被る理由)
同上:ウィキソース版
ミネルヴァのトリビア(エメラルドタブレット)
くましょこ(ヘルシングの「私はヘルメスの鳥」元ネタ解説)
alchemy.website(リプリー・ロール元ネタ解説)
バルバロイ!(バーバラ・ウォーカー、神話伝承事典一部転載)
不思議体験に学ぶ密教(聖婚、ヒエロスガモスについて)
ヤフー知恵袋(三相女神の概念)
goddess-guide.com(ヘカテー、ヘカテの象徴フクロウについてなど)
田中雅志オフィシャルサイト(魔女狩りについて)
ヒロさんの日記(地母神との結婚、ヒエロスガモスについて)
greekmythology.wiki(ヘカテの処女性)
サイト名不明(ヘカテについて)
サイト名不明(ウォーカー伝承事典英語版転載、ビッチについて参考)
混沌のはざま(魔女メディアの物語)
墨東ブログ(ウォーカーの著書の信憑性があやしい件)

~参考書籍~
『吸血鬼の事典』:マシュー・バンソン・著/松田和也・訳/青土社/1994年
『吸血鬼幻想』:種村季弘/河出文庫/1983年
『図解吸血鬼』:森瀬 繚、静川龍宗/新紀元社/2006年
『吸血鬼伝説』ジャン・マリニー・著/池上俊一・監修/創元社/1994年
『ドラキュラ学入門』:吉田八岑、遠藤紀勝/現代教養文庫/1992年
『血のアラベスク 吸血鬼読本』:須永朝彦/ペヨトル工房/1993年
『スラヴ吸血鬼伝説考』:栗原成郎/河出書房新社/1991年
『ヴァンパイア 吸血鬼伝説の系譜』:森野たくみ/新紀元社/1997年
『吸血鬼伝承「生ける死体」の民俗学』:平賀英一郎/中公新書/2000年
『萌える!ヴァンパイア事典』:TEAS事務所/(株)ホビージャパン/2015年
『ドラキュラ誕生』:仁賀克雄/講談社現代新書/1995年
『ヴァンパイアと屍体 死と埋葬のフォークロア』:
   ポール・バーバ・著/野村美紀子・訳/工作舎/1991年
『ギリシア神話』:フェリックス・ギラン/中島健・訳/青土社/1991年
『魔女論 なぜ空を飛び、人を喰うか』:大和岩雄/大和書房/2011年
『魔女の誕生と衰退』:田中雅志/三交社/2008年
『魔女狩りの社会史 ヨーロッパの内なる悪霊』:
   ノーマン・コーン著/山本通・訳/岩波書店/1983年・1999年(原著1976年)
『神話・伝承事典 失われた女神たちの復権』:
  バーバラ・ウォーカー著/翻訳:山本主一郎ほか5名/大修館書店/1988年
『魔女現象』:ヒルデ・シュメルツァー・著/進藤美智・訳/白水社/1993年
『幻想文学大事典』:ジャック・サリヴァン著/翻訳: 高山 宏ほか/国書館書店/1999年
『イメージ・シンボル事典』:アト・ド・フリース・著/
  翻訳:山下主一郎ほか/大修館書店/1984年
『十字路と渦巻 象徴としての生と死』:大和岩雄/白水社/1995年

~ニコニ・コモンズ~
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nicotalk+キャラ素材スクリプト/ズーズ様/sm21738771+sm27609245
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きつねゆっくり/きつね様/im4817713
説明枠/nagi様/nc81796
和室(床の間)/丸い人様/nc58539
【東方】フラワリングナイト ジャズ風アレンジ/首振りP様/nc32144
東方キャラ立ち絵素材/はるか様+dairi様/im3189645
「リアルサウンド環境音」たき火/shinshin様/nc104948
燃え上がる 火 炎 メラメラ/保管庫様/nc59722
シンプルな吹き出し・台詞2/マヤコノミ様/nc104086


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