遅くなってしまいました。ゆっくりと学ぶ吸血鬼第14話の参考文献です。
今回の吸血鬼ヴァーニーは重要な作品ですが、日本語訳がありません。
この作品を読めば、日本において吸血鬼の知識人を名乗れるので、英語ができる方は挑戦なさってみてはいかがでしょうか。
【お知らせ】
・ジョン・ポリドリ原作『吸血鬼』の再現映画の公式サイトはこちらから
・最初の吸血鬼小説ジョン・ポリドリ『吸血鬼』生誕200周年を記念して、研究者による200周年記念を行うという内容の記事 。
・当動画を参考にして作られた、バイノーラル音声作品が発売されました!
サークル:毛ガニデパート 「やさしい吸血の殺し方」
動画はこちらから
~今回紹介した動画~
吸血鬼ヴァーニーの 低予算映像作品(途中で打ち切り)
吸血鬼ヴァーニーの全話朗読作品(60時間越え)
今回紹介した、アンナ・ヴァーニー・カントデーアさんのPV
上記動画の歌詞はこちらをクリック
赤さんがいない無修正の画像が見れるやつ
エドガー・アラン・ポーの詩に曲を付けたもの全曲視聴先
Anna-Varney Cantodeaの公式サイトはこちらから
Sopor Aeternus and The Ensemble of Shadows
2014年当時、varneyと画像検索したら、彼女が大量に出てきて非常に驚愕したが、今はでこない。anna varneyかsopor aeternusとすれば彼女の画像が大量にヒットし、当時の私の衝撃を味わうことができる。
ドラキュラ紀元の翻訳者:鍛冶靖子のツイート
4巻までは決まっていますが、5巻(と、2020年には出るかな?の6巻)はいまのところ未定なんです~。わたし個人がどうこうできる問題ではないんですが、4巻までの売れ行き次第! (といっておけば、少しは売り上げがのびるでしょうか(^^) #ドラキュラ紀元
— かじやすこ (@kaji_ysk) 2018年12月31日
皆様、ドラキュラ紀元を購入して、5部以降も発行できるようにお願いします!
河童の叫び?知らんなぁ…
吸血鬼ヴァーニーの復刻事情を解説した、藤原編集室氏のサイト
・内容見本で見る国書刊行会 第3回(ドラキュラ叢書という企画について)
・国書刊行会(ドラキュラ叢書)(ドラキュラ叢書企画の詳しい説明)
・没企画 吸血鬼ヴァーニー(吸血鬼ヴァーニーの作者や復刻事情などについて)
~wikipedia~
・卿 ・護国卿 ・ヴィクトリア朝 ・ヴェスヴィオ ・バネ足ジャック
・イエロー・ジャーナリズム ・ペニー ・チャールズ・ディケンズ
・ウィリアム・メイクピース・サッカレー ・バネ足ジャック ・F・W・ムルナウ
・モービウス・ザ・リヴィング・ヴァンパイア ・女ドラキュラ
・アーサー・エドワード・ウェイト ・幻想と怪奇 ・スウィーニー・トッド
・オリバー・クロムウェル ・ヘンリー四世(イングランド王) ・G・K・チェスタトン
・マーベル・シネマティック・ユニバース ・モービウス・ザ・リヴィング・ヴァンパイア
・エヴリット・ブライラー ・ドラゴンブックス
~海外wikipedia~
・Varney the Vampire(英wiki)(伊wiki) ・Penny dreadful ・Hack writer
・Mount Vesuvius(英wiki) ・Vesuvio(伊wki) ・Spring-heeled Jack
・The Penny Magazine ・Three-volume novel ・The Illustrated Police News
・Spring-heeled Jack ・The String of Pearls ・Sweeney Todd
・James Malcolm Rymer ・Thomas Peckett Prest ・George W. M.Reynolds
・Edward Lloyd ・Barry Ono ・Michael Sadleir ・Montague Summers
・Devendra Varma ・Dennis Wheatley ・Radu Florescu ・Raymond T. McNally
・AN Wilson ・Marvel Universe ・Marvel Cinematic Universe
・Morbius, the Living Vampire ・EF Bleiler
・Sopor Aeternus and The Ensemble of Shadows (独wiki)
(カタルーニャ語wiki)
今回のインパクト大な、アンナ・ヴァーニー・カントデーアの記事
Sopor Aeternusは、Anna-Varney Cantdeaの個人プロジェクト
~日本語サイト~
・SHERLOCK HOUND remix(19世紀イギリスの通貨単位について)
・英国通貨研究(同上)
・違いが分かると英語がわかる(awfulとterribleとhorribleの違い)
・THE GATE TO DARKNESS(ヴァーニーが最初に牙が生えた吸血鬼)
・Tanu2 無用の雑学(同情)
・世界史の窓(オリバー・クロムウェルについて)
・幻想生物 西欧編 サンプルページ(ドラキュラの弱点)
・イギリス・ウェールズの歴史ーカムログ(公爵、伯爵、男爵って? イギリス爵位の一覧)
・ciatar(マーベル・コミックに登場する吸血鬼・モービウスの解説)
・アメコミwiki(同上)
・アメコミwiki(マーベル・ユニバースについて(MCUではない))
・映画.com(吸血鬼ノスフェラトゥのリメイク情報)
・復刊.com(吸血鬼百科、吸血鬼ヴァーニーのサンプル)
・にゃんとろぐ(アンナ・ヴァーニー・カントデーア紹介記事)
・ 音・水・風(同上)
~海外サイト~
・The Private Library(スリーボリュームノベル、スリーデッカーの解説)
・サイト名不明(同上)
・ヴィクトリアン・スリーデッカーのGoogle画像検索結果一覧
・J.P.クエイン Google画像検索結果
・吸血鬼ヴァーニーの挿絵
・ハフポスト(吸血鬼がいつ牙を持つようになったのかの解説)
・rogerebert.com
映画「Merry Christmas!ロンドンに奇跡を起こした男」のレビュー、吸血鬼ヴァーニーとの関係の解説もあり。
・Varney the Vampire: A Penny Dreadful Pioneer
webライターによる、吸血鬼ヴァーニーの解説記事。映画化事情など結構面白い情報がたくさんある。低予算youtube動画を紹介していたのもこの方。「(ヴァーニーは)文学史のごみ箱行き」という言い方が面白かった。
・大英図書館(チャールズ・ディケンズについて)
・大英図書館(ペニー・ドレッドフルについて)
・LUXEMBOURG FRIENDS | IN LONDON(ペニー・ブラッドについて)
・Bookmarked(吸血鬼ヴァーニーの解説)
・サイト名不明(吸血鬼ヴァーニーについて)
・ヴァンペディア(吸血鬼ヴァーニーについて)
・ヴァンペディア(同情的吸血鬼について)
・Skulls in the Stars(吸血鬼ヴァーニーについて)
・Skulls in the Stars(ドラキュラ、ルスヴン卿などについて)
・Virtual Exhibitions(吸血鬼ヴァーニーの実物画像)
・tabula-rasa(ペニー・ブラッドについて)
・tabula-rasa(吸血鬼ヴァーニーの続編について)
・Yesterday's Papers(吸血鬼ヴァーニーの続編が、贋作であることについて)
・Yesterday's Papers
PDの王様、バリー・オノの解説。吸血鬼ヴァーニーの実物画像もあり
・サイト名不明(エドワード・ロイドについて)
・Wormwoodiana(PDコレクター、J.P.クエインの解説)
・Wormwoodiana(同上、こちらのページはとくにPDコレクターとしての面の解説)
・Owlcation - Education(センセーショナルなヴィクトリア朝のタブロイド紙)
・The Free Dictionary(インド出身、デヴェンドラ・P・ヴァーマ博士の略歴)
・Encyclopedia.com(同上)
・ケント大学公式ホームページ(イギリス・ケント大学 ルイ・ジェームズ名誉教授紹介)
・EER(同上)
・Wasafiri Magazine(同上)
・goodreads(アメリカの小説家、マーガレット・L・カーターの紹介)
・researchgate(カンタベリー大学、アラン・アスビョルン・ジョン博士の紹介)
・マーガレット・L・カーター公式ホームページ
・ドラキュラ伝説の作者、ラドゥ・フロレスクの紹介とドラキュラ伝説について
・マーベル・データーベース(マーベル・コミックに登場する吸血鬼ヴァルネについて)
・comicvine(同上)
・サイト名不明(同上)
・biobiochile(アンナ・ヴァーニー・カントデーアの紹介記事)
・The Weirdest Band in the World(同上)
・サイト名不明(同上)
・cablook(同上)
・The Illustrated Police News
図解警察ニュースでとくに印象的だった画像の画像検索結果
・IMDb 映画『Merry Christmas! ロンドンに奇跡を起こした男』のレビュー
この映画に吸血鬼ヴァーニーが出てくるが本来はおかしい、だがなぜそうしたのかという考察あり。
下記2つは閲覧していないが、英語wikipediaの吸血鬼ヴァーニーの記事で
「最初に牙が生えた吸血鬼はヴァーニーである」という記述に関して典拠として挙げている。
amazonで購入可能なので、興味があれば購入して見てください。
・The Vampire Goes to College: Essays on Teaching with the Undead (English Edition)
・V Is for Vampire: The A-Z Guide to Everything Undead
~論文~
・The Wild Boys of Londonに関する一考察 : ペニー・ドレッドフル序論
実践女子大学 土屋結城准教授(情報提供:中島晶也様)
・英米文学における超自然-吸血鬼小説の系譜-
明治大学 三浦 清宏 金井 公平
~吸血鬼ヴァーニーの原著~
無料で読めるもの
・プロジェクト・グーテンベルク
途中の96章までしかないが、当時の挿絵があるのが特徴。
・バージニア大学電子テキストセンター
WebArcive経由でしか閲覧できないが、無料のものではまだ読みやすい。
・The HumpMan's Homepage
藤原編集室氏のサイトで紹介されていたもの。
テキストファイル、つまりテキストフォントなので見辛い。
素直にキンドル版を買った方が良いと思います。
amazon
・ドーヴァー・パブリケーションズ キンドル版1巻 キンドル版2巻
一般的に購入できるようになったという意味では初めて復刻させたもの。
当時の挿絵が見れるのはドーヴァー社だけ。
また吸血鬼ヴァーニーの作者問題など、研究を活発化させることになるEFブライラーの解説もついている。
1巻でペーパーバック版を選ぶと、なぜかZittaw Pr社のものが表示される。
2巻では普通にドーヴァー社のペーパーバック版が表示される。 なぜなのかは不明。
・ワーズワース・エディションズ社 キンドル版
1巻474円で全220章が読める。
ペーパー・バックを選ぶと、キンドル版の値段が118円に変わる。
表紙も別のものに変わり、章も全237章と変わる。
・プラネットモンク・ブックス社 キンドル版
100円で全232章。これが一番安い。
・ワイルドサイド・プレス社 ペーパーバック版
第1巻、第2巻、第3巻、第4巻、第5巻
5巻だけ巻数表示がないのがややこしい。
ペーパーバック版のみ。2巻にマイケル・ホームズの解説がある。
これはフリー編集者藤原編集室氏のサイトでも一部紹介されている。
プリント・オン・デマンド対象商品なので、日本で印刷されてくる。
ちなみにワイルドサイド・プレス社のハードカバー版はこちらから購入可能。
・アマゾンPOD専門のペーパーバック版1巻目 2巻目?
例の顎がしゃくれた表示のやつ。ヴァーニーはイケメン設定なんだけどなぁ…
・Vintage International社版、・Norton Critical Edition社版
違う会社なのに同じ表紙。買って確かめてみたところ、構成まで一緒。
どういうことなのか、これも不明。400円ほどするので、別のを買えばいいと思います。
・スペイン語訳のキンドル版
スペイン語ができる方は、挑戦されてはいかがでしょうか
Abebooksにある吸血鬼ヴァーニーの検索結果
かなり多種多様の復刻本がある。
Abebooksは7か国で展開しているオンラインマーケットプレイス。
今はamazonの傘下。
販売ページリンク
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上の画像は、Createspace社発行の小説『吸血鬼ヴァーニー』の表紙、下は海外アーティストのCDアルバムジャケット。同じ絵を使用していて、なぜかわからないと動画で説明したが、その後視聴者の方から教えて頂きました。
元はフランツ・フォン・シュトゥックの「ルシファー」という絵。著作権切れのためか、フリー素材と化しているのではということでした。
~参考文献~
・マシュー・バンソン『吸血鬼の事典』松田和也・訳/青土社/1994年
・エリック・バトラー『よみがえるヴァンパイア』松田和也・訳/青土社/2016年
・ロッセル・ホープ ロビンズ『悪魔学大全』松田和也・訳/青土社/1997年
・種村季弘『吸血鬼幻想』河出文庫/1983年
・ブラム・ストーカー『吸血鬼ドラキュラ』平井呈一・訳/創元推理文庫/1971年
・ブラム・ストーカー『ドラキュラ 完訳詳注版』
新妻昭彦・丹治愛・訳、注釈/水声社/2000年
・ジャック・サリヴァン編『幻想文学大事典』高山 宏ほか翻訳/国書館書店/1999年
・クリストファー・フレイニング『悪夢の世界 ホラー小説誕生』
荒木正純ほか訳/東洋書林/1998年
・森瀬 繚、静川龍宗『図解吸血鬼』/新紀元社/2006年
Googleブックスのサンプルページ
動画で解説したように、ヴァーニーが昼間が苦手というのは間違い。
・須永朝彦『血のアラベスク 吸血鬼読本』ペヨトル工房/1993年
・TEAS事務所『萌える!ヴァンパイア事典』(株)ホビージャパン/2015年
・モンタギュー・サマーズ、日夏耿之介『吸血鬼妖魅考』ちくま文庫/2003年(原著は1931年)
・ピーター・へイニング編『ヴァンパイア・コレクション』風間賢二他・訳/角川文庫/1999年
・吉田 八岑、遠藤 紀勝『ドラキュラ学入門』社会思想社/1992年
・マイケル・パリー編『ドラキュラのライヴァルたち』
小倉多加志・訳/ハヤカワ文庫NV/1980年
・ロバート・ブロック他『怪奇と幻想 第1巻 吸血鬼と魔女』
矢野浩三郎・編/角川文庫/1975年
・レイモンド・T・マクナリー、ラドゥ・フロレスク
『ドラキュラ伝説 吸血鬼のふるさとをたずねて』矢野浩三郎・訳/角川選書/1978年
・仁賀克雄『ドラキュラ誕生』講談社現代新書/1995年
・デイヴィット・J・スカル『ハリウッド・ゴシック ドラキュラの世紀』
仁賀克雄・訳/国書刊行会/1997年
・『ナイトランド・クォータリー vol.1 吸血鬼変奏曲』/アトリエサード/2015年
・紀田順一郎・編『ゴシック幻想』書苑新社/1997年
上記は紀田順一郎・編『出口なき迷宮』 牧神社/1975年を改題して出版したもの
また今回参考にした個所は
・荒俣宏『空想文学千一夜 いつか魔法のとけるまで』工作舎/1995年に
全く同じ内容のものが収録されている。
・『別冊幻想文学 ドラキュラ文学館』幻想文学出版局/1993年
上記は【幻想文学 第28号 吸血鬼文学館(1990年)】の増補改訂版
・佐藤有文『吸血鬼百科 復刻版(ドラゴンブックスシリーズ)』
復刊.com/講談社/2019年(元は1974年)限定復刻だそうなので、購入はお早めに
・『怪奇と幻想 黒魔術特集』1973年9月号 第3号/歳月社
・『幻想文学 第25号 ファンタスティック・マガジン/幻想文学出版局/1989年
上記2つは、石村一男による吸血鬼ヴァーニーの同じ書評が掲載されている。
「幻想文学」の方は紙が蛍光黄色なので、怪奇と幻想の方がおすすめ。
石村氏は「吸血鬼ヴァーニーはV・H・ヴァーマにより、1970年に限定復刻された」と解説をしているが、海外の解説を読む限りではデヴェンドラ・プラサド・ヴァーマ、つまりD・P・ヴァーマが正しい。
・The Palgrave Handbook to Horror Literature/
・The Vampire Book: The Encyclopedia of the Undead/J Gordon Melton著/1994年
kindle版。今回はデヴェンドラ・P・ヴァーマ博士と、吸血鬼ヴァーニーに関して参照。
該当部分はGoogleブックスでも閲覧可能、デヴェンドラ・P・ヴァーマ、吸血鬼ヴァーニー
そのグーグル翻訳。グーグル翻訳その2。
これやThe Free Dictionary、Encyclopedia.comの博士の紹介を読む限りだと上記石村氏のV・H・ヴァーマにより、という紹介は間違いだと分かる。
この記事は2019年5月20日にブロマガで投稿した記事を移転させたものです。
下は元記事のアーカイブ。
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